当、スクールではIT業界への就職をより身近なものにするためにスタートしましたが、IT業界と一言で表現するには今や幅広い分野と様々な業務形態があります。
このコーナーでは今後IT業界へ就職を希望されている皆様の、そもそもIT業界ってどんなところなの?という素朴な疑問を解決していきたいと思います。
第1回目のテーマとして、IT業とは何を指すのかという最もベーシックなところからお話していきます。
IT(Information Technology)と言う言葉自体が日本で頻繁に使われるようになったのは2000年前後です。2000年の森首相のe-Japan構想を期に本格的に使われるようになったようです。それまでは主にハードウェア、ソフトウェア、電算処理、通信業などそれぞれ異なる事業形態でしたね。80年代後半あたりから一般企業でのOAなどの総称でコピー、FAXワープロ、パソコンあたりが普及した時代です。その後90年代中から後半にかけてインターネットが普及するにしたがってハード主体のOA業界はインターネットという通信技術を必須としたまさにITへの激変していくことになります。例えるとゲームセンターに行かなければゲームができなかった時代からゲーム機を購入すれば家庭でもゲームができるようになり、今ではハード購入後、ネットでソフトをダウンロードで使用可能。凡そ企業内でも似たような変遷があったわけです。
つまり私達の身近なものだけで
(1)ハードウェアを作る企業
(2)ハードウェアで動作するソフトウェアを作る企業
(3)上記ソフトウェアでもインターネット(ブラウザー)環境で動作するアプリケーションやシステムを開発する企業
(4)通信事業、インターネット接続にかかわる事業・企業
(5)様々な機械を動かすソフト開発
(6)その他
そうとう多岐にわたりITが関与しています。
次の回ではそもそもプログラミングってなんなのか?業界未経験者目線で解説して行きます。