第3回 C言語の基礎知識 変数 

カリキュラム:     C言語 変数について

コンピュータにはメモリーと呼ばれる記憶装置があります。
この一時記憶装置の中にいろいろな情報を一時的にいれておく「キャビネット」を用意します。
このキャビネットのような役割のことを「変数」と呼びます。
変数は計算や処理を行う為の数字や文字を効率良く処理するためのタグ付の引き出しのようなものです。
変数を使用するには、次の2つのことを決めておかなければなりません。

①  変数の「型」を指定する
C言語ではchar型,int型,float型,double型と言ったタイプの変数の「箱引き出し」があります。
文字を入れる為のchar、整数を入れる為のint, 小数点を含む数値入れる為のfloat,double。
型によって保存できる情報の量や内容が変わります。

②  変数の「名前」をつける注意点
以下のような変数名はつけられません。

2018plus ← 数字で始まった名前はつけられません
plus-2018 ← 特殊な記号を含む名前はつけられません(「_」はOK)
return ← C言語で予約されているキーワードは使用できません
上記以外であれば、どのような名前でもつけることができます。
*変数名は内容がある程度推測できる名前をつけることが大切です。

変数の「型」、「名前」を決めたら次に変数の宣言を行います。
「○○型の○○という名前で変数を使用します」というようにコンピュータに伝えることで変数は処理されます。
例:int plus;
プログラムに上記のようにコードを書くと変数の宣言を行うことができます。
「int型のplusという名前で変数を使用します」というふうにコンピュータに伝えられます。
つまり、整数の値を記憶するplusという変数を使用できるようになります。
<難易度>
変数の型の種類と変数名のルールを覚えれば難易度はそれほど高くありません。

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