第7回 C言語の基礎知識 配列

カリキュラム:     C言語 配列について

プログラムの中ではたくさんのデータを扱う場合があります。
例えば、50人の学生のテストの点数を扱うプログラムを考えてみてください。
int test1 = 60;
int test2 = 80;
int test3 = 75;

int test50 = 45;
上記のようにtest1からtest50という変数に50人のテストの点数を記憶させ値を管理することができます。
ただし、このようにたくさんの変数を使用すると、プログラムが複雑になり読みにくくなってしまう場合があります。
このような場合は、「配列」という機能を利用すると便利です。
配列には同じ型の値を複数まとめて記憶するというメリットがあります。
いくつもの同じ名前の「箱」が並んでいるイメージを思い浮かべて見てください。
変数と同じように、配列の箱の中にも値を格納して利用することができます。

配列は次にのように宣言します。
例: int test [50] ;   →  [ ]の中で箱の数を指定します。

宣言を行うとint型の値を50個記憶できる配列が作られます。
配列を宣言すると各箱に次の名前がつけられます。
test[0] , test[1] , test[2] , ………test[49]

[ ]の中に指定されている番号のことを「添字」と呼び、添字によって配列の各箱を特定することが出来ます。
C言語の配列の添字の数は0からはじまるので、最後の添字の数は「箱の数-1」になります。
<難易度>
配列でたくさんの値を扱うので、何の値をどこに格納したのか忘れないようにすることと添字についての理解が非常に重要となります。難易度はやや高めです。

<感想・アドバイス>
配列の仕組みは配列の作り方から学び、各箱にどのような値を格納されている(した)のかを意識しながらプログラミングをすると理解しやすいです。

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